作業療法学科トピックス

最近の授業の様子 ~1年生と2年生~

2018-12-08

こんにちは。気温が激変している今日この頃。暑い12月の第1週のOT学科の様子をお伝え致します。

まずは1年生から…作業療法評価学の授業の様子です。この授業では、患者様の身体状態を把握すべく関節や筋肉などの様々な測定を勉強しています。

今回は、「形態測定」といって、一般的には身長・体重・座高とかにあたりますが、これは四肢長(手足の長さ)・周径(手足、各部位)の太さを測っているところです。例えば脱臼をしかけていたりすると仮性延長といって長さが変わりますし、むくみ(浮腫)や炎症が起こっていれば、腫れて太くなりますよね。そのような状態を数値でしっかり評価することが重要になります。

下肢長を測っているところです。

指標(計測時の目印)がしっかり探し出せることが必要です。解剖学の授業で習っていることが、こうして実技で応用されます。

これは周径を測っているところです。

大腿周径と、手囲です。大腿部などは装具を処方する時に、必要なデータになりますし、手はむくみ等で変化が生じやすい部位です。必要な時に、サッと手際よく測って、患者様に生じている身体の変化をアドバイスできるようになりたいですね。

2年生は生活環境学という授業で「調理実習」をしました。今回は、脳卒中や関節リウマチ等で片手動作や動かしづらい状態になってしまった際、どのような不具合が生じるのかを予見したうえで、動作や手順をどのように変更すべきか?道具を工夫すれば?といった事を検討しているところです。

洗い用のスポンジが握れない→ヘアゴムで手に固定。キッチン鋏の代用→草木の剪定用の丈夫なハサミはこうやって缶を開けることができます!

包丁が握りづらい→滑り止めマットで太さを調整(これなら簡単に巻けるし、水に濡れても大丈夫、何より滑り止めマットだからしっかりとグリップできる!)更にナイロンのバンドで固定していた班もありました

滑り止めマットや市販のピーラーと組み合わせての工夫であったり、洗う労力を減らす為に、ならばいっそ牛乳パックをこうやってまな板代わりに!

これらは学生の皆さんで話し合って工夫をしています素晴らしいですね

後期も終盤にかかっています。1年生も2年生も様々な授業で勉強したことが統合されて、臨床の場で発揮できる感じが伝わってきます。頑張ってください!