ハイボルテージ療法 × 「笑顔道」
いつも柔道整復学科のトピックスをご覧頂きありがとうございます。
今回は、整骨院グループ「笑顔道」様のご協力のもと、第一リハ「柔道整復学科」ならではの取組みをアップさせて頂きます。
まずは、柔道整復師の「治療法」について少しご説明致します。
柔道整復師の治療法は、「整復」、「固定」、「後療法」の3段階に分かれ、さらに「後療法」は「手技療法」、「運動療法」、「物理療法」から構成されています。
今回は、その「後療法」の1つである「物理療法」の特別講義をご紹介いたします。
この「物理療法」には「色々な療法」が含まれていますが、「電気療法」もその1つです。
近年、「電気治療」の分野も医学・医療の進歩と共に、科学的根拠を基に目覚ましい発展を遂げています。
第一リハ「柔道整復学科」は、関東中心に整骨院グループを展開している「笑顔道」の講師をお招きして最新の医療機器を用いた「ハイボルテージ療法」について、特別講義を1年次終わりの春休みに行っています。
■講師紹介
笑顔道 古澤 忍 先生(左)
山元先生(第一リハ卒業生)
実際の整骨院グループでも使用されている「ハイボルテージ療法」の「使用方法」、「治療の適正疾患と禁忌」、「各部位(上肢・下肢・体幹)の治療ポイント」など懇切丁寧に御指導いただきました。
・ハイボルテージ療法
これまでの電気治療では難しかった深部の組織まで刺激を到達させ、血流を増加させることで痛みを緩和させる新しい治療方法です。
施術次第であらゆる痛みに対応できる最新の電圧治療方法です。
スポーツ外傷にも効果があり、痛みに対して高い鎮痛性と即効性が期待でき、他の電気治療との違いとして鎮痛効果の他に腫脹の軽減があげられます。
また、軽量化せれた医療機器として、スポーツ現場でのトレーナー活動に従事するスポーツトレーナー(柔道整復師)にとって、その「痛みに対して高い鎮痛性と即効性」は強い味方になっています。
【実技風景】
1年次で学んだ「ハイボルテージ療法」は、2年次の臨床実習で実際の患者様に使用していきます。
つまり第一リハ「柔道整復学科のカリキュラム」では、高い技術(実技)を学び、更に実際の臨床の現場(整骨院実習)で、より実践的に取り入れてることにより、学生の質を高め柔道整復師の専門性の向上に努めています。
より「実践的な柔道整復師の育成」を目指す「第一リハ × 柔道整復学科」の特徴の1つでもあります。
今回、学習された新2年生の皆様、2年生から始まる「臨床実習」も合わせて頑張っていきましょう。
また、笑顔道の特別講師の先生方、わざわざ東京より起こした頂いてご指導いただき、本当にありがとうございました。
笑顔道グループ 執行役員
丸山先生(中央)
PS:丸山先生は、毎年90名以上入社される新人研修の責任者(担当者)でもあられます。
ちなみに今年度は日本全国から103名が入社されました。
その新入社員の教育の経験から、柔道整復師の業界の話、柔道整復師にとって必要なことなど、これから柔道整復師を目指す学生にとって道標になるお話をして頂きました。
また、学生からの質問や悩みについてなどもお答え頂きました。この場をかりて改めてお礼申し上げます。
笑顔道 情報