11月に入り、朝夕寒くなってまいりました。気候や体調の変化に気を付けていきましょう。
今回は、10月23日から10月25日(月~水)の3日間、約4年ぶりに、PT・OT・ST学科3年生において国家試験対策セミナーを対面方式で開催いたしました。校長はじめ各学科3年生の担任を主体に、アクティブラーニング、インプット(調べる)・アウトプット(人に教える)しながら学習して覚えるのではなく理解していく学習方法となります。
流れとしては、まず各担当教員が各科目(校長:嚥下障害、3年担任:日常生活活動学(ADL)、精神医学、高次脳機能障害、神経系、画像診断)で重要なポイントをレクチャーしその後、各班(PT・OT・ST混合班)で調べながら協同学習していきます。最初は各班、ぎこちなさはありましたが、さすがは3年生!!すぐに順応しテキパキと取り組んでいました。写真はその実施風景です。ご参照ください。
最後にセミナー受講した 各学科の3年生に受講した感想をいただきました。合わせて読んでみてください。
【PT学生感想】
指宿 颯太さん 楽しかった。 自分が分かってなかった分野(摂食嚥下に関する筋)については今まではイメージが湧かなかったが、講義を聞いて、更にSTの学生さんから説明を受けたことで理解できた。 PTの分野の内容についても、説明する(アウトプット)することで、より深い学びにつながった。 チームで仲良く学習できた。 |
原 小夏さん 話しやすかった。嚥下や高次脳について、1・2年次に講義で学んではいたが、今回のセミナーで理解できた。 教える立場になったとき、相手がどこまで知識があるのか、知っているのかがつかめなかった。 問題数を少し増やしても良かったかも。 |
師玉 唯人さん 最初は初対面で慣れない感じであったが、勉強になると、コミュニケーションが取れるようになった。精神分野においては、1年次に習ってはいたが、OT学生から症状のエピソードを教えてもらった事で理解できた。 |
【OT学生感想】
小浜結花さん
・PT、STが得意とする分野をグループ学習で教え合うことで、自分が間違えて覚えていた知識や分からなかったことを学ぶことができたと思う。
・人に教えるという作業をしたことで、自分の知識がより定着したと思う。
坂井誠さん
POSが合同で勉強する機会は今までなかった為、とても新鮮でした。また、各専門職がそれぞれの領域の話をしてくださった為、今までわからなかったことが理解でき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
【ST学生感想】
学生A ・自分が分かってないところ、わかっているところが明確になった。 ・説明することによってより理解が深まった。 ・専門の説明が実際に聞けて、動作などもあり分かりやすかった。 ・第2試行で理解しているかの確認が出来て良かった。 ・POの学生とはだんだん話せるようになったが、初日はあまり会話が出来なかった。 ・科目だけでなく、内容がもう少し詳しく分かっていたら説明しやすかったと思う。 |
学生B POS でそれぞれが違った捉え方をしていたり、知識にも差があったりしたので、教え合うのがとても面白かった。違う目線からの意見もあって学びがあった。 伝わりやすく教えることで自分の知識を深めることができてよかった。 初日の午前中のスケジュールをもっと短くして、勉強時間に充てることができればよいのではと思いました。 |
学生C 頸髄損傷やADLなど、今まで曖昧だった知識をPOから教えて貰って勉強になった。 自分自身もアウトプットしたことでより定着した気がする。 得意な科目は沢山話せるけど、高次脳機能の病巣や訓練方法など苦手意識のあるものは全然話せなくて、改めてどういうところが苦手なのかが分かった。 身体的、精神的に疲労度は高いけど、他学科との交流も出来て有意義な時間だった。 |
本日は学園祭(3校合同)です。模擬店出店や催しものなどしておりますので、お近くに来た際はお立ち寄りください。待ってま~す。